対話による吉田寮問題の解決を求める教員有志の会

「対話による吉田寮問題の解決を求める教員有志」による呼びかけ、関連情報などを掲載するブログです。

賛同者数と賛同者からのメッセージ(9月5日10時まで)

〇これまでの賛同者数(呼びかけ開始からの累計)

①京都大学の学生(非正規学生や院生を含む)…52名
②京都大学の職員(非正規の方を含む)…9名
③京都大学の教員(助教、講師、准教授、教授)…69名
④京都大学の元教員・非常勤講師・ポスドク(任期付研究員等)…24名
⑤京都大学の元学生…45名
⑥京都市民+その他…53名
合計 252名

〇賛同者からのメッセージ

  • 大学が学生寮を法的に訴えるという異常事態。訴訟の撤回により、一日も早く寮生活が正常化されることを願います。もちろん、吉田寮そのものの存続とともに。
  • 一連の騒動に強い違和感を持っています。
    大学当局の思い通りにしたいがために弾圧しているように見えてならない。 
    話し合いに応じないなど、当局の完全な努力不足ではないだろうか。
    (現在は退任されているようですが)コミュニケーションや哲学を専門にした学者が長として名を連ねているにも関わらず、このようなやり方しかできないようでは日本の学問の現場も先が思いやられる。そうせざるを得ないような何かがあったのだろうか?
    人として大切なものを失わないでほしい。
    京都大学にしかない、そこにしかない大切なものをなくさないでほしい。
  • The Yoshida dorm is arguably the last stronghold of Kyoto University's essence. This dormitory is a place to gather, to eat, to socialize, to live, for our students who need this refuge from what KU has unfortunately evolved into over the years - just another university without a unique character. The Yoshida dorm is not only a stronghold but a symbol of KU's identity as it embodies the spirit of free speech, acceptance, and any form of self-expression. Everyone is accepted there regardless of creed, race, and sexual orientation. Destroying this dormitory would extinguish the flame of a freedom torch that has been lit for over 125 years. Why on earth would this sacred place be demolished? Let us engage in a friendly dialogue regarding our feelings for our university and the essence of its character. We are losing tradition, which must be preserved, especially in this case. Let's keep our traditions alive and at the same time come to a peaceful mutual understanding. -- だる好き 
  • この裁判では、大学が何のために寮生を退去させ、何をしようとしているのかがわかりません。建物倒壊の危険性に対する緊急の安全確保が理由でしたが、4年もの長い裁判をしている間、なんの耐震対策も講じられていません。学生寄宿舎の将来像についても、何のビジョンも示されていません。吉田寮は築100 年を超える、歴史的・建築的価値の高い建物です。専門家によれば、適切な補強をすれば,これからも長く住み続けられるということです。京都大学はこの無意味な裁判をすぐにやめて、吉田寮の耐震化と将来についての建設的な議論を、実際に居住する学生たちと始めるべきときだと思います。
  • 大切な時間を有意義に使うためにも、早期の解決を望みます
  • 吉田寮は京都市民にとっても、さまざまな文化や運動に触れられる貴重な場所だと思います。心から連帯の気持ちを送ります。
  • 自分はヒッチハイクなどの活動によって吉田寮が体現している「自由」という概念が京都大学を含めた、すべての大学において最も重要な要素であると考えている。これからの大学における「自由」な学びのためにも吉田寮は残ってほしい
  • 学生時代には、女子寮に住んでいました。自治寮で学ぶことは多かったです。大学こそ率先して、民主主義を大事にして欲しいです。
  • OBです。頑張って!
  • 裁判が長引くこと、本当に大変かと思います。情けない京都大学に悲しくなります。
  • Please, do the right thing 
  • キレイな世の中を望む人々の「キレイ」を私は綺麗だとは思わない。
  • I dint't think lawsuit will be a good solution for a dormitory that has a long history.
  • 吉田寮は若者たちの大いなる実験場であります。自身の頭で考え、実践する修練の場であります。おとなたちは大きな心で、若者たちの成長を見守らなければなりません。大学当局はすぐに訴訟を取り下げ、若者たちの声に耳を傾けるべきであります。
  • 京大生ではありませんが何かお力になれたらと、署名させていただきました。
  • 私にとって吉田寮は、所用で訪れた時に通された部屋で待つ間に感じた古い木造建築独特の静けさや吉田南4号館の教室で聞く鶏の声など、心の安らぎを与えてくれるものでした。この訴訟は京都大学の構成員の意向とは無関係に大学の上層部が勝手に起こしたもので、教授会が無力化され、教授会を中心とする大学の自治が破壊されたことを象徴する非常に残念な出来事の一つだと思います。
  • 私は難しいことは分かりませんが、吉田寮は国立大学の学生寮であり、公共の建物ですし(個人の所有する建物ではない)、歴史的(日本に現存する最古の学生寮)・建築的に価値のある建物なので、取り壊さずに修復して残して行かれることを望みます。
    吉田寮を壊してしまうのは簡単ですが、壊してしまえばもう二度と元に戻ることはありません。
    京都大学の総長様が訴訟を撤回し、学生たちと対話を通して問題解決されますよう、祈っています。